東京都小平市ふれあい下水道館というところに行ってきました

目次

こちらは、本物の地下を流れる下水道の中身を見ることができるという珍しい施設です。

見たいと思うか思わないかはご自身の考えであると思います。私の場合、ドブ川の匂いと、下水を流れるマンホールの中の匂いを知っているので、どういうものかあえて知りたいとは思いませんでした。が、愚息がネット検索の結果この施設を発見し(どうやったんだ?)、匂いを軽く見ていたので思い知らせつつ、下水道のありがたさを再認識させるためにつれてゆくことにしました。(自慢ではありませんが愚息は下水のありがたさ自体は理解しており、日々下水に流す石鹸や油には洗い物の際に注意している模様。そこらへんは立派)

ふれあい下水道館
ふれあい下水道館

さて、普通の住宅街のど真ん中にこの施設はあります。府中街道沿いとはいえ、なかなか周りは住宅街です。

IMG_1112 IMG_1113見学は無料です。車は4-5台停められますが、停められる場所が明示されていません。奥から民家の車が出てくるので、これを邪魔しない形にする必要があります。

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これ。とても大事なことが書いてあります。

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館内の気圧を高くすることで、下水に対して空気を押し出しているのです。そうしないと、とんでもない臭いが館内に充満するという事態になるのだと思います。

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毎度愚息や家内の顔が写った写真は控えさせていただいております。

今回は愚息のメガネだけ。(これはこれで面白い写真)

1F:エントランス

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内部の構成は地上2Fから地下5Fまで。おのおのの説明がありました。

2Fには:

図書スペースと係の皆様がいらっしゃる場所がありました。

B1:講座室、ワークショップ等はこちらで行われる模様です。

オリジナルキャラクターがいろいろいます。ヒルガタワムちゃん、クマペラ君、ラッパン、ツリーネ、イタチンなど、、、また本日の下水を展示してありました。IMG_1136 IMG_1130 IMG_1131 IMG_1133 IMG_1134 IMG_1135 汚れているほうの水は、この量だと致命的に感じませんが、川の量になると恐ろしいことになるのです、、、、IMG_1129

B3F:暮らしと下水道の展示、入るといきなりシュールな人形のお出迎え。

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お父さん。トイレで新聞はダメですって。

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近隣の自治体のマンホールの写真を展示してました。そういえばマンホールマニアなんて人もいましたねぇ。

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B5F:メインイベントの「ふれあい体験室」です。

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下水管の中に光ファイバーケーブル敷設して通信に使うという考え方もあるようです。

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掘削の関係の展示などがあります。

このB5Fに「本物の下水道とつながっている場所」があります。

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Q1、下水を直接覗くと臭いのでは?

A1、はい。臭いです。あの臭さを知らないのであれば、是非嗅いでみてください。

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Q2、臭いのであれば館内は大変臭いのでは?実はたいしたことない匂いなのでは?

A2、入口のところに張ってい有った紙が暗示するように、館内の気圧を上げることで下水側に空気を押し出し、臭気を入れない様にしている模様です。匂いがたいしたことないと疑うのであれば、本当にぜひ行って嗅いでみてください。マスクせず、深呼吸できたら立派だと思います。

あ、どぶ川に落ちて水を飲んでしまった経験がある人であればわかると思いますが、すぐにゲーゲー嘔吐することになりますので、そういうことをされるのであればエチケット袋の用意をお願いいたします。また、この手の匂いは結構長期間脳に染みつきますのでご注意を。人にもよりますし、もしかしたら大丈夫な方もいらっしゃるかもしれません。(挑発に乗って本当に深呼吸する人がいると困るので)深呼吸を試すのはやめてください!

さぁ、入口です

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消毒用のアルコールも用意されてます。

そもそも出るときに必要なのでは?それに、全身に浴びたいはず、、、、、

ご参考までに、この一番近くのお風呂屋さん検索結果はテルメ小川か、恋ヶ窪の孫の湯です。両方行ったことはありませんが、、、、

↓この写真は建物側から撮影したものです。一番奥、に見えるのが下水道の川にかけられた橋です。

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厳重な扉。大量に水が入ってしまった場合に対応するために機密二重扉です。↓こちらは二重扉の中間地点から建物側を撮影した写真。建物側も扉も重厚です。背後に下水道への入り口の扉があります。

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いよいよ下水道です。この撮影ポイントでは匂いはしません。(厳重ににマスクをしているためか?それとも気圧差利用の匂い防止の効用か?確認したくもありません)

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よく見ると、橋の上はうっすら濡れていて、左から右に抜けている下水のトンネルは霧のようなもので覆われています。

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恐る恐る覗いてみると。霧がかかっています。これ。下水道の霧です。すごい臭いとともに襲ってきます。この霧を構成しているもののもとは当然下水です。あんなものやこんなものが混ざったものが蒸発して襲って来るのです。

ぎゃーーー!すごい臭い!マスクなんて役に立たないーーーっ!

それでもあわてて撮影する輩がいて、さらにカメラや携帯を落としたりするのでしょう。ネットが張ってあります。

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この臭さは、体験しないとわかりません。

髪の毛に匂いがついてしまったのではないかとか、服に匂いが付いたのではないかと思ってしまいます。神経質な面がある方は、その間だけ羽織れる何か(100均一レインコートなどがいいのかも)を持ってゆくとよいかもです。(効果がないかもしれませんので、例のごとく自己責任でお願いします)

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ふぅ、えらい目にあった。

(自分で来ておいて言うセリフではありませんね。)

こういうものを維持してくれているみなさん。ありがとうございます!

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